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はじめに
Windows

Windowsインストーラを使うとTomcatを簡単にインストールできます。 いくつかの入力項目があるだけのありふれたウィザードベースのインストーラと操作性や機能は似ています。

  • Windowsサービスとしてインストールする: どのような設定が選択されていても、TomcatはWindows NT/2k/XP サービスとしてインストールされます。 コンポーネント設定ページのチェックボックスを使ってサービスを自動起動に設定すると、 Windows起動時にTomcatが自動的に起動します。 最適なセキュリティのためサービスは、より少ない権限の別ユーザとして稼働すべきです。 (Windowsサービス管理ツールおよびドキュメントを参照してください)
  • Javaロケーション: インストーラは、 レジストリ情報またはJAVA_HOME環境変数をJDKやJREのパスとして使用します。 JREのみ(または間違ったパス)が指定された場合、Tomcatは起動しますが、 実行時にJSPページをコンパイルできません。 全てのWebアプリケーションを事前コンパイルしておくか(Tomcatデプロイヤを使って簡単にできます)、 JDKインストールディレクトリのlib\tools.jarファイルをTomcatインストール配下の common\libにコピーしておく必要があります。
  • トレイアイコン: Tomcatをサービスとして実行しているとき、トレイアイコンは表示されません。 Tomcatを実行するオプションをインストール作業の最後に選択した場合は、 Tomcatをサービスとしてインストールしていてもトレイアイコンが表示されることに注意してください。

インストーラは、Tomcat起動とTomcat設定のショートカットを作成します。 Tomcat管理用WebアプリケーションはTomcat起動時にのみ使えます。

Unix デーモン

Tomcatは、commons-daemonプロジェクトのjsvcツールを使ってデーモンとして実行できます。 jsvc用のソースtarボールはTomcatバイナリに含まれており、コンパイルが必要です。 jsvcをビルドするためには、GCCのようなC ANSIコンパイラ、 GNU Autoconf、およびJDKが必要です。

スクリプトを実行する前に、JAVA_HOME環境変数にJDKインストールパスを設定する必要があります。 またはその代わりに、./configureスクリプトを実行する際に、 ./configure --with-java=/usr/javaというように --with-javaパラメータを使ってJDKのパスを指定します。

次のコマンドを使うと、 コンパイル済みjsvcライブラリが$CATALINA_HOME/binフォルダに作成されます。 見てわかる通り、この中ではGNU TARが使われます。また、 CATALINA_HOME環境変数がTomcatインストールディレクトリを指していることも前提となります。

    cd $CATALINA_HOME/bin
    tar xvfz jsvc.tar.gz
    cd jsvc-src
    autoconf
    ./configure
    make
    cp jsvc ..
    cd ..

次のコマンドを使ってTomcatをデーモンとして実行できます。

    cd $CATALINA_HOME
    ./bin/jsvc -Djava.endorsed.dirs=./common/endorsed -cp ./bin/bootstrap.jar \
        -outfile ./logs/catalina.out -errfile ./logs/catalina.err \
        org.apache.catalina.startup.Bootstrap

jsvcには、デーモンの初期化終了後に別のユーザに切り替えるための -userのような便利なパラメータが他にもあります。 これは例えば、root権限のポートが使用可能なまま、一般ユーザとして Tomcatを稼働するという使い方が出来ます。 jsvc --helpコマンドでjsvcの全ての使用方法を得られます。 特に、-debugオプションはjsvc実行中のデバッグ情報を得るために便利です。

$CATALINA_HOME/bin/jsvc/native/tomcat.shファイルは、 システム起動時に/etc/init.dからTomcatを自動起動するためのひな形として使えます。 このファイルは現在のところTomcat4.1.xの実行用に設定されているので、このファイルを編集し、 クラス名をBootstrapServiceからBootstrapに変更する必要があります。

[訳注: ここの一文は誤りです。起動用シェルはstartup.shです。 また、起動クラスはcatalina.shにBootstrapと記述されています。]


[訳注: この文書は阿島 哲夫が翻訳し、 田中良浩が校正しました。 日本語訳に対するコメントがあれば、report@jajakarta.orgに送って下さい。]
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