Tomcatは、commons-daemonプロジェクトのjsvcツールを使ってデーモンとして実行できます。
jsvc用のソースtarボールはTomcatバイナリに含まれており、コンパイルが必要です。
jsvcをビルドするためには、GCCのようなC ANSIコンパイラ、
GNU Autoconf、およびJDKが必要です。
スクリプトを実行する前に、JAVA_HOME環境変数にJDKインストールパスを設定する必要があります。
またはその代わりに、./configureスクリプトを実行する際に、
./configure --with-java=/usr/javaというように
--with-javaパラメータを使ってJDKのパスを指定します。
次のコマンドを使うと、
コンパイル済みjsvcライブラリが$CATALINA_HOME/binフォルダに作成されます。
見てわかる通り、この中ではGNU TARが使われます。また、
CATALINA_HOME環境変数がTomcatインストールディレクトリを指していることも前提となります。
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cd $CATALINA_HOME/bin
tar xvfz jsvc.tar.gz
cd jsvc-src
autoconf
./configure
make
cp jsvc ..
cd ..
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次のコマンドを使ってTomcatをデーモンとして実行できます。
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cd $CATALINA_HOME
./bin/jsvc -Djava.endorsed.dirs=./common/endorsed -cp ./bin/bootstrap.jar \
-outfile ./logs/catalina.out -errfile ./logs/catalina.err \
org.apache.catalina.startup.Bootstrap
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jsvcには、デーモンの初期化終了後に別のユーザに切り替えるための
-userのような便利なパラメータが他にもあります。
これは例えば、root権限のポートが使用可能なまま、一般ユーザとして
Tomcatを稼働するという使い方が出来ます。
jsvc --helpコマンドでjsvcの全ての使用方法を得られます。
特に、-debugオプションはjsvc実行中のデバッグ情報を得るために便利です。
$CATALINA_HOME/bin/jsvc/native/tomcat.shファイルは、
システム起動時に/etc/init.dからTomcatを自動起動するためのひな形として使えます。
このファイルは現在のところTomcat4.1.xの実行用に設定されているので、このファイルを編集し、
クラス名をBootstrapServiceからBootstrapに変更する必要があります。
[訳注: ここの一文は誤りです。起動用シェルはstartup.shです。
また、起動クラスはcatalina.shにBootstrapと記述されています。]