CvsTagDiff

説明

CVS リポジトリに記録された 2 つのタグや、日付の間の変更点についての、 XML 形式のレポートファイルを生成します。

重要: このタスクは、実行パス上に "cvs" が存在することを必要とします。 もし存在しない場合、エラー (windows 上でのエラー2のような) が起こるでしょう。 もし、<cvs> が動かない場合は、 コマンドラインから、あなたが作業をしているターゲットディレクトリに移動して、 cvs.exe を実行してみてください。

パラメータ

属性 説明 必須
startTag どの期間をレポートに入れるか、その開始のタグ。 2つのうち正確に1つ
startDate どの期間をレポートに入れるか、その開始の日付。
cvs コマンドの -D date_spec 引数に使えるフォーマットは全て使用できます。
endTag どの期間をレポートに入れるか、その終わりのタグ。 2つのうち正確に1つ
endDate どの期間をレポートに入れるか、その終わりの日付。
cvs コマンドの -D date_spec 引数に使えるフォーマットは全て使用できます。
destfile 差分レポートを書き出すファイル。 Yes

cvs タスクより継承されたパラメータ

属性 説明 必須
compression truefalse、 あるいは1から9までの数 (CVS -z# 引数の指定可能な値によります)。 他の値は false として扱われます。 No. デフォルトは圧縮なし。 true が渡された場合、 圧縮レベル3と見なされます。
cvsRoot CVSROOT 変数 No
cvsRsh CVS_RSH 変数 No
package 分析するパッケージまたはモジュール。
ant 1.6 から、スペース区切りで指定された複数のパッケージが指定可能です。 複数の異なるモジュールに対応したエイリアスも指定可能です。
Yes
quiet 情報メッセージを表示しません。 No, デフォルトは "false"
port CVS がサーバーと接続するのに使われるポート番号 No, デフォルトは2401番ポート
passfile パスワードを読みこむパスワードファイル No, デフォルトファイルは ~/.cvspass
failonerror 0 以外の戻り値でコマンドが終了したときにビルドプロセスを停止するか。 デフォルトは false No

  <cvstagdiff cvsRoot=":pserver:anoncvs@cvs.apache.org:/home/cvspublic"
                destfile="tagdiff.xml"
                package="ant"
                startTag="ANT_14"
                endTag="ANT_141"
  />

ant モジュールの ANT_14ANT_141 との間に なされた全ての変更のタグ差分レポートを生成します。 これらの変更点を tagdiff.xml ファイルに出力します。

  <cvstagdiff
                destfile="tagdiff.xml"
                package="ant"
                startDate="2002-01-01"
                endDate="2002-31-01"
  />

ant モジュールの 2002 年 1 月になされた全ての変更のタグ差分レポートを生成します。 この例では、cvsRoot は設定されていません。 現在の cvsRoot が使用されます。 (ビルドは cvs に保存されているフォルダから始まると仮定しています。) これらの変更点は tagdiff.xml ファイルに出力されます。

  <cvstagdiff
                destfile="tagdiff.xml"
                package="ant jakarta-gump"
                startDate="2003-01-01"
                endDate="2003-31-01"
  />

ant モジュールと jakarta-gump モジュールの 2003 年 1 月になされた全ての変更のタグ差分レポートを生成します。 この例では、cvsRoot は設定されていません。 現在の cvsRoot が使用されます。 (ビルドは cvs に保存されているフォルダから始まると仮定しています。) これらの変更点は tagdiff.xml ファイルに出力されます。

レポートの生成

Ant には、 XML 出力に基づいた HTML レポートを生成するのに使われる 基本的な XSLT スタイルシートがあります。 次の例では、 XML レポートから HTML レポートを生成する方法を示します。

        <style in="tagdiff.xml" 
               out="tagdiff.html" 
               style="${ant.home}/etc/tagdiff.xsl">
          <param name="title" expression="Ant Diff"/>
          <param name="module" expression="ant"/>
          <param name="cvsweb" expression="http://cvs.apache.org/viewcvs/"/>
        </style>

出力

tagdiff 要素の cvsroot 属性と package 属性は ant 1.6 からの新しいものです。
entry 属性についての注意は以下のとおり :
属性コメント
name 1つのパッケージについてのレポートの場合は、パッケージ名は出力されません。
revision レポートする期間の終わりの時点のファイルのリビジョン番号が入ります。
prevrevision レポートする期間の始まりの時点のファイルのリビジョン番号が入ります。
古い CVS サーバは、削除されたファイルに関してこの値を与えません。 CVS 1.12.2 は与えます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<tagdiff startTag="ANT_14" endTag="ANT_141" 
cvsroot=":pserver:anoncvs@cvs.apache.org:/home/cvspublic" package="ant">
  <entry>
    <file>
      <name>src/main/org/apache/tools/ant/DirectoryScanner.java</name>
      <revision>1.15.2.1</revision>
      <prevrevision>1.15</prevrevision>
    </file>
  </entry>
</tagdiff>

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[訳注:これは漆島賢二、菅原敦が翻訳しました。日本語訳に対するコメントがあれば report@jajakarta.orgに送ってください]