Cvs

説明

CVS リポジトリから取り出されたパッケージ/モジュールの取り扱い。

ビルドの自動化を行う際には、速度の面から、 checkout コマンドよりも get タスクの方が良いでしょう。

重要: このタスクは、実行パス上に "cvs" が存在することを必要とします。 もし存在しない場合、エラー (windows 上でのエラー2のような) が起こるでしょう。 もし、<cvs> が動かない場合は、 コマンドラインから、あなたが作業をしているターゲットディレクトリに移動して、 cvs.exe を実行してみてください。

パラメータ

属性 説明 必須
command 実行する CVS コマンド No、デフォルトは"checkout"
compression truefalse。 true に設定された場合、 compressionlevel="3" と同じです。 No、デフォルトはfalse
compressionlevel 1から9までの数 (CVS の -z# 引数の指定可能な値によります)。 他の値は compression="false" として扱われます。 No、デフォルトは圧縮無
cvsRoot CVSROOT 変数。 No
cvsRsh CVS_RSH 変数。 No
dest チェックアウトしたファイルを置くディレクトリ。 これは、CVS の -d コマンドラインスイッチとは異なるということに注意してください。 Ant は、空のディレクトリを避けるためにパス名を短く切り詰めるということをしません。 No、デフォルトはプロジェクトのベースディレクトリ
package チェックアウトするパッケージまたはモジュール。 No
tag チェックアウトするパッケージまたはモジュールのタグ。 No
date 与えられた日付を超えない最新のバージョンを使います。 No
quiet 情報メッセージを出しません。 これは、コマンドラインで -q とするのと同じです。 No、デフォルトは"false"
reallyquiet 全てのメッセージを出しません。 これは、コマンドラインで -Q とするのと同じです。 Ant 1.6 から No、デフォルトは"false"
noexec レポートのみで、いかなるファイルも変更しません。 No、デフォルトは"false"
output コマンドからの標準出力をリダイレクトするファイルです。 No、デフォルトは、 MSG_INFO として Ant のログに出力します。
error コマンドからの標準エラー出力をリダイレクトするファイルです。 No、デフォルトは、 MSG_WARN として Ant のログにエラー出力します。
append リダイレクトする際に標準出力/標準エラー出力をファイルに追記するかどうか。 No、デフォルトは"false"
port サーバと通信するのに CVS が使うポートです。 No、デフォルトのポートは 2401 です。
passfile パスワードを読み込むパスワードファイルです。 No、デフォルトは ~/.cvspass です。
failonerror 0以外の終了コードでコマンドが終了した場合に、 ビルドプロセスを停止するかどうか。デフォルトは false No

  <cvs cvsRoot=":pserver:anoncvs@cvs.apache.org:/home/cvspublic"
       package="ant"
       dest="${ws.dir}"
  />

"ant"のパッケージあるいはモジュールを、 cvsRoot 属性により参照される CVS リポジトリよりチェックアウトし、 ファイルを "${ws.dir}" に保存します。

  <cvs dest="${ws.dir}" command="update"/>

以前、"${ws.dir}" にチェックアウトしたパッケージまたはモジュールをアップデートします。

  <cvs command="-q diff -u -N" output="patch.txt"/>

メッセージを出さずに (-q)、 "cvs add" により追加された 新しいファイルが入っている (-N) ユニファイド形式の (-u) 差分ファイルの入っている、 パッチの入力として使える patch.txt という名前のファイルを作成します。 これと等価のものは <commandline> 要素を使って次のようになります:

<cvs output="patch">
    <commandline>
        <argument value="-q"/>
        <argument value="diff"/>
        <argument value="-u"/>
        <argument value="-N"/>
    </commandline>
</cvs>
または:
<cvs output="patch">
    <commandline>
        <argument line="-q diff -u -N"/>
    </commandline>
</cvs>

幾つでも自分の好きなだけ <commandline> 要素を入れることができます。 そのそれぞれが <cvs> 要素から failonerrorcompression、および、他の "global" パラメータを継承します。

  <cvs command="update -A -d"/>

スティッキービットを無視しながら (-A)、 必要に応じてディレクトリを作りながら (-d)、 リポジトリの HEAD から更新します。

注意: コマンドのテキストは cvs に "そのまま" 渡されるので、 全ての cvs オプションはコマンドの前に現れなければならず、diff の例で示したように、 全てのコマンドオプションはコマンドの後になければなりません。 詳しくは cvs マニュアル、 特に cvs コマンドガイド をご覧下さい。


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[訳注:これは漆島賢二、菅原敦が翻訳しました。日本語訳に対するコメントがあれば report@jajakarta.orgに送ってください]